菜花の健康効果

菜花は特にβ-カロチンの含有量が多く、更には骨の健康維持に欠かせないカルシウム、ビタミンKなども豊富に含まれています。

  • 抗発ガン作用や免疫賦活作用などでよく知られている成分がβ-カロチンです。しかも体内で必要に応じてビタミンAに変換されるの、白内障の予防・改善効果、視力維持、粘膜や皮膚、髪の健康維持にも有効です。
  • 更には喉や肺など呼吸器系統の保護にも有効だとされています。

脂溶性ビタミンのビタミンKは、血液の凝固に関わる栄養素で、「止血のビタミン」とも呼ばれます。また、カルシウムが骨に沈着する時に必要となるたんぱく質の活性化効果もあります。

 

ビタミンCは強い抗酸化作用を持つ栄養素として有名です。これも皮膚や粘膜の健全化に役立ち、免疫力の向上で風邪をひきにくく、ストレスに対する抵抗力も高めます。美容面では、肌のシミを予防する効果やハリを持たせる効果があります。

 

葉酸はビタミンB群の一種で水溶性です。赤血球の形成を補助する栄養素で、造血のビタミンとも呼ばれます。

 

ミネラルではカルシウム、カリウムが豊富です。カルシウムには、骨粗しょう症の予防、血液凝固の補助、ストレスの緩和効果などがあります。カリウムは、ナトリウムの排出を促進する成分で、高血圧の予防、むくみの予防・改善、筋肉の正常維持などの効果があります。

 

食物繊維もしっかり含まれています。食物繊維は第6の栄養素とも呼ばれ、腸内で老廃物を体外へ排出する役割を持っています。コレステロール値低下作用、糖質の吸収抑制作用などもあります。